要点
- 認証:Nokia 123 ShieldはIEC 60529規格に基づくIP65試験に合格し、防塵性能と噴流水への耐性を備えている。
- バッテリー性能:着脱式の1750mAhバッテリーにより、最大19日間の待受と27.9時間の通話が可能。充電端子はUSB-Cを採用。
- 通信品質:FPCアンテナの採用により、HMD Globalの従来型2Gモデル(Nokia 105など)と比較して通話の安定性が向上している。
IP65認証と物理的耐久性
HMD Globalは、水・砂・粉塵への耐性を備えた2GフィーチャーフォンNokia 123 Shieldを発表した。同社公式サイトでは、IEC 60529規格に基づくIP65基準への適合が確認されている。これは粉塵の侵入を完全に防ぐレベル6と、低圧の噴流水に耐えるレベル5を満たすものである。

本体側面には滑り止め加工が施されており、湿った状態や汗ばんだ手でもしっかりと握ることができる。充電ポートとオーディオジャックはゴム製のシーリングで密閉されており、これが防水性能を支える重要な要素となっている。
基本的なハードウェア仕様
本機は2.4インチQVGAディスプレイを搭載し、Unisoc SC6531EプロセッサーとS30+オペレーティングシステムによって制御される。メモリ構成はRAM 4MB、内蔵ストレージ4MBにとどまるが、microSDカードで最大32GBまで拡張可能である。
背面にはQVGA解像度のカメラが搭載されているが、注目すべきはLEDフラッシュであり、HMDによればNokia 110搭載のものと比較して最大300%明るいとされている。この機能は照明の乏しい環境での使用を想定したものである。

バッテリー性能と接続性
着脱式の1750mAhバッテリーにより、最大19日間の待受時間と27.9時間の連続通話が実現されている。充電にはUSB-Cポートが採用されており、このクラスの端末としては標準的とは言えない仕様である。
本機は2Gデュアルシム接続に対応し、3.5mmオーディオジャックを備えるほか、有線イヤホン接続時・ワイヤレス再生時のいずれでも動作するFMラジオ機能を搭載している。
厳しい環境下での通信品質
HMD Globalはアンテナ設計にも注力し、従来の金属製アンテナに代わりFPC(フレキシブルプリント基板)方式を採用した。この選択により、Nokia 105など同クラスの2Gモデルと比較して受信性能が向上し、電波状況が不安定な地域においてもより効果的な通信が可能となっている。

販売状況
Nokia 123 Shieldはグリーンとパープルの2色展開で提供される。すでに複数の欧州市場の販売店で確認されており、正式な発売は今後数週間以内に予定されている。
